アスペ君日記(4)潔癖症②

潔癖症②の日記では、、DSM-IVでは『潔癖症』は

強迫性障害の一種と分類…

と書きましたが、既に私が子供を育て始めた頃には

他の家族が調理した食事を進んで食べる事が出来ない、

『おにぎり』などは絶対に手を伸ばせない、そんな子供が

多数派を占めており。

時代かな、今時の『子供』はみなそうなのか、とさえ

思っていた時期がありました。

そして我が家の子供等も当然の様に、家族が作った

食事や『お弁当』、『おにぎり』などを違和感なく食しては

いるものの、イベントなどで他の家族からの差し入れられた

物を食べる事ができない。

それが『此の世代の子供達の性格的なもの』と判断せざる

おえない情報量の少なさでした。

『潔癖症』や『強迫神経症』と呼ばれる事が当たり前のように

囁かれ話の端にのぼる現実はつい最近になってからだと

思います。

TVやメデァのおかげでしょうか、『潔癖症』に至っては既に

市民権を得、当たり前の個性として受け入れられ始めて

いる節もあります。

だだ、本当に『潔癖症』だったのか、それを自らのルールと

決めた「アスペルガー性質によるもの」か、は今となっては

推測でしか判断出来ない事です。

もう一人の子は同じ様に他人の『おにぎりを』拒んではいま

したが『潔癖症』とは思えない事柄が多く、

現在に至ってはそんな素ぶりは殆ど見せません。

逆に彼はそのまま『潔癖症』と思える行動が多くなり、書店で

購入してきた『本』などはシュリンクを剥がした後ももう一度

拭き直さなければ気が済まないほどです。


これを単に『潔癖症』と判断してしまった事がアスペルガー

を疑わなかった、遅れの要因だと考えております。

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