子どもが一週間で変わる親の「この一言」
必ず、子どもが大きく伸びる言葉
波多野 ミキ(著)/出版社: 三笠書房/ 232ページ
とりあえず、私も人の子の親でありますので其れなりに
育ててきたつもりですが…
読んでおけばよかったな、と思ってます。
しかし私が子育て真最中だった時代はそれほど専門的な
書籍は多くなかったです。しいて言えばPHPさんく
らいかな。
この本では、子供に対して『否定的』な言葉をかけない。
否定や他の子と『比べる』、理由も聞かず『怒る』、等の
『言葉』を避けるです。
そして『聞いて』あげる。です。
今では、この書籍の様な指導本が数多く出版されており
子育て本に関しては恵まれている時代です。
なので『良い親』『良い子供』が育ってなければいけない
のに何故か『モンペア』や『DQN』『モンスターチル
ドレン』が目立つのはなぜでしょう? 不思議ですね(笑
(*DQNと言っても人工知能じゃないですよ、)
私の場合、『善し悪し』から入り『理屈』をこねるタイプ
でしたのでこの本通りには育ててはきませんでしたね、
今更ですが手本となるような言葉をかけてあげるべき
だったと反省してます。
まぁ、それでも一応人様に迷惑をかけない者には育ちまし
たが覇気は無いですね、典型的な現代っ子みたいです。
さて話を書籍に戻しますが、
1章 子供が一週間で見違える、親のこの一言
2章 明るく心の強い子どもに育てるための意外な方法
3章 「反抗期」は才能が芽生えるチャンス!
効果的な距離の置き方
4章 この「叱りかた」「ほめ方」が子供のやる気を
グングン伸ばす!
5章 「困った」子供に育てない”魔法の言葉”
の5部構成、1~4部は更に3節、5部は2節に分け細かに
説明されてます。
『言葉』だけではなく、『興味』や『遊び』、『やる気』など
を妨げぬように行動も導いてあげながらの躾方です。
躾と言うと言葉的には『負』のように感じられますが、
叱り方や諭し方はやはり育て方、躾方なのでしょう。
初出は2011ですか、年代とは関係なく古さは感じられません
時代は変われど育て方には大きな違いは無いようです。
この表紙の後、改版されデザインが異なりますが
『子どもが一週間で変わる親の「この一言」:
必ず、子どもが大きく伸びる言葉 (知的生きかた文庫)』
2012版となっております。
子供がおられるご家庭には、この本とは申しませんが
一冊は『ほめ方』『叱りかた』を置かれる事をお薦めします。
お薦めな方
幼年~小学生くらいまで、出来れば園児時期の子を持つ
親御さんにお薦めです。
流石に成人相手に諭せませんね。先回紹介の
『ほめ日記』と合わせて読まれてもGoodですよ。

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